釣り場の特徴としては、大阪湾の湾奥に位置しながら、武庫川という河川河口域にあるということ。河口域に位置するためにスズキやクロダイの魚影が濃く、常連氏の多くは、当施設独特の釣り方である、底撒き器を使ったエビ撒きのズボ釣りでスズキやクロダイを狙っている。
また、当施設独特の釣り方と言えば、桟橋の橋脚をヘチ釣りで探る方法も人気があり、アオイソメやシラサエビをエサにした胴突き仕掛けでクロダイ、メバル、アイナメ、ウマヅラハギなどを狙うことができる。その他、メインの釣りものとなるのが、サビキ釣りで狙う秋の回遊魚。アジ、サバ、イワシ、コノシロなどターゲットは豊富で、この時期には、小アジやイワシをエサにした電気ウキ釣りでタチウオを狙うのもよいだろう。夏から秋にかけてはサヨリの回遊も多く、連玉ウキ仕掛けで手堅い釣果が見込めるはずだ。
その他、変わったところでは、初夏のスルメイカ狙いも面白い。冷凍キビナゴをイカ掛けバリにセットして、夕マヅメの時合を狙えば胴長20〜25センチのスルメイカがヒットする。
駐車スペースはゆったりある。奥に見える建物が管理施設だ
施設内にはエサ、釣り具、貸し竿なども用意された売店もある
至る所に張られた魚拓は、魚影の濃さを物語っている
河口に造られた桟橋から竿が出せる
釣り桟橋とは連絡橋で行き来できるが、こちらは釣り禁止なので注意
桟橋にはベンチや救命浮き輪なども設置されている。
下は金網状なので小物を落とさないよう気を付けたい
汽水域の釣り場だけにスズキ、クロダイの魚影は濃い
安全管理と、釣りのアドバイスもしてくれる監視員が常駐している