釣り場は半円状の護岸が600メートルも連なる護岸釣り場、管理棟から沖に向かって延びる渡り桟橋(幅3メートル×長さ100メートル)、その先端より右へ直角に突き出ている釣り桟橋(幅10メートル×長さ300メートル)からなる。
この場所の特徴は、なんといっても潮通しのよさと水深にある。竿下の水深は15メートル弱。そのため居着きの魚だけでなく四季折々、湾内を回遊する色いろな魚を釣ることができる。また、護岸近くには豊富な捨て石が、桟橋の周囲には大小様ざまな漁礁が投入されており、魚が棲息しやすい条件も整っている。おかげでサビキ釣り、投げ釣り、フカセ釣りなどバラエティーに富んだ釣りを、初心者からベテランまで楽しむことができる。これが施設の開業以来、高い人気を保っている理由のひとつだ。ここで釣れる魚種は、根魚から回遊魚まで40種以上。なかでもアイナメ、カサゴ、メバル、クロダイ、カレイ、シロギス、ウミタナゴ、セイゴ、フッコ、ハゼ、アナゴなどは年間を通して釣れている。
付随する施設が充実している。管理棟の1階には釣りエサや釣り具を扱う売店、トイレ、自動販売機、軽食堂などがあり、2階は展望台兼休憩室となっている。また、駐車場は約250台収容可能。そのうえ横浜市営バスが施設の目の前に停まるため、家族連れで気軽に訪れることができる。
海上へと突き出た釣り桟橋は水深があり、多彩な魚が狙える
季節になるとイワシなども回遊し、子供でも鈴なりの釣果が楽しめる
子供と安心して釣りが楽しめるのが釣り施設のいいところ
半円形をした護岸釣り場もおすすめ
管理施設の手前に有料駐車場がある
管理施設内には釣り具、エサの売店と軽食コーナーも設置されている